鼻の病気
アレルギー性鼻炎
ダニなどが原因となる通年性アレルギー性鼻炎とスギ花粉症に代表される季節性アレルギー性鼻炎はともに多くの方が罹患しており、患者数は増加傾向です。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが代表的な症状です。診断は症状と鼻の粘膜の状態を観察することで可能です。
20分でわかるアレルギー検査
アレルギーの原因物質は血液検査などで調べることが出来ます。
当院では指先からの簡単な採血で20分で結果がわかるアレルギー検査を導入しております。
小さなお子様にお勧めです。お気軽にご相談ください。
アレルギー性鼻炎の治療
治療は内服薬(抗ヒスタミン薬、ロイコトリエン拮抗薬など)、ステロイド点鼻薬などの薬物療法が中心となります。
また、アレルギー性鼻炎の症状を抑制するお薬の治療の他にスギ、ダニに対するアレルギー体質を改善し長期にわたって症状を抑える治療として、舌下免疫療法が近年認可され当院でも行っております。
舌下免疫療法
スギ花粉症、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の患者様が対象
アレルギーの原因となる物質のエキスを体内に取り込み、アレルゲンに体をならしていくことで、アレルギー症状を薬制する治療です。
症状が強く従来のお薬の治療で十分な効果が得られない方、たくさんの薬を飲みたくない方、
将来に備えてアレルギー症状を抑制したいお子さんなどにお勧めしています。
すべての方に効果が出る訳ではありませんが、8割ほどの方に効果が得られると報告されています。
副鼻腔炎
副鼻腔とは鼻腔につながる頭部の空洞で上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4つの洞で構成されます。この副鼻腔内で炎症が生じると頭痛、頬や顎の痛み、鼻汁が後方から咽頭に流れ込む後鼻漏などの症状が出現します。
風邪に引き続いておこる場合やアレルギー性鼻炎に関連しておこる場合もあります。アレルギー性鼻炎と違い、ドロッとした鼻水が出ることが多く、異臭を感じることもあります。また慢性的に咳や痰が続く場合は副鼻腔炎が原因になっていることがあります。
副鼻腔炎は経過によって急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎に分かれます。
2〜3ヶ月間症状が続くようであれば慢性副鼻腔炎と診断します。
副鼻腔炎の診断は鼻内の状態を内視鏡などを用いて観察し、必要に応じてCTなど画像を撮影することもあります。
治療は鼻の洗浄や吸入などの処置と内服薬による治療が中心です。
急性副鼻腔炎の多くは外来での処置と投薬で治癒します。
しかし薬の治療で改善しない場合やより重症の副鼻腔炎は手術治療が必要となることがあります。
CLINIC INFO
診療時間
木曜・日曜・祝日
※土曜日は午後1:00まで
京都府 城陽市 ばんどう耳鼻咽喉科
〒610-0121 京都府城陽市寺田北山田31番29
- JR奈良線城陽駅より徒歩4分, 城陽中学校の北側
- 近鉄京都線寺田駅より京阪バス・プライムイン城陽行き
城陽中学校バス停下車すぐ
駐車台数 20台